アイスパックの作り方 ~応急処置とケガの予防~
2017年10月05日(木)

アイシングには応急処置で使う場合と、ケガの予防で使う場合の2つの用途があります。
例えば、運動中に足首をひねったとします。するとくるぶしあたりがハレて痛くなったりしますよね?
そして、その痛みをそのままにしておくとどんどん痛みは悪化してしまうんです。
アイシングをすることで痛みや腫れを和らげると同時に、その損傷を最小限に食い止めることができます。
(ちなみに湿布や水をかけるだけではダメですよ!)
ケガの予防で使う場合、激しく動いた後は筋肉や関節に小さな損傷(ケガの種)が起きます。
そのままにしておくと小さな損傷が積み重なってきて、大きな損傷(肉離れなど)につながる場合があります。
そうならないように小さな損傷をアイシングで最小限に食い止めるんです。
①アイスパックやビニール袋に氷を詰める(水は入れない)


ビニール袋は少し厚めのものの方が破けにくいです。
シャカシャカした薄いものはすぐに破けます。
水は入れませんが、氷の表面が白く乾いているものは冷えすぎるので少し濡らしてから使ってください。
②患部に面で氷が当たるように氷を整える


氷を整えながら量を調整してください。
多すぎても少なすぎてもうまくプレート状になりません。
③できるだけ空気を抜いてプレート状にする


アイスパックでも空気を吸った方がいいんですが、捻りながら蓋を付けるとうまく空気が抜けます。
④ビニール袋をしっかり結ぶ


結ぶときに空気が入りやすいので、注意しながらしっかりと結んでください!
その他のアイシングの投稿は下記よりご覧ください!
関連記事:2008.8.28
アイシングは応急処置やコンディショニングで使えます!
関連記事:2008.5.31
湿布で冷やすことがアイシングじゃないんです!
関連記事:2011.6.3
アイシングでケガを最小限に抑える!

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院長紹介
ダルビッシュがユーチューバーになったワケ
2017年04月19日(水)
ダルビッシュ投手が海外選手との対格差について説明しています。
アメリカだったりラテンの中南米の選手は
いきなりでかいのではなく、子供の時から
トレーニングルームで遊んでいる。
日常生活の中にトレーニングがあるので、
小学生や中学生くらいから抵抗なくやり始めている。
日本だと小学生・中学生でトレーニングをすると
『身長が伸びない』とか、間違った知識を
持っているお父さんやお母さんが多い。
以上が動画の中で、ダルビッシュ投手が話している内容です。
僕も同感です。
トレーニングは基礎体力を高めるための手段の一つです。
走り込みだけするよりは、いろんなところをいろんな動きで
鍛えてあげた方が全身が強くなります。
特に野球は下半身が大切と言いますが、
ボールもバットも上半身を使いますから、
上半身が弱いよりも強いほうがいいに決まっていますし、
強い方が、ケガの予防にもなります。
筋肉が硬くなるといってもストレッチをすれば
いいだけの話ですからね。
筋肉をつけすぎると。。。
という方もいらっしゃいますが、
そこまでやらなければいいだけの話です。
専門家にお任せすれば、
ちゃんと指導してもらえますから
余計な心配をしなくてもいいと思います。
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今週末は、総体やいろんなスポーツの試合が満載のようです。
僕もスポーツ少年団の試合があるようなので観に行こうかと思っています
さて、スポーツにはケガが付きものですが最小限に抑えたいですよね
では、ケガを予防するセルフコンディショニングの一つとして、“アイシング”をご紹介します
“アイシング”という言葉は一般的になってきましたが、正しく知っていますか?
来院される患者様にも尋ねると
「水で冷やしました」、「湿布をしました」
など様々ですが、それでは本当の“アイシング”の効果は得られません
①アイシング”をするとどんな効果があるの?
スポーツをすると、激しく動かした筋肉や関節が小さな損傷を起こします。
その損傷部を冷やすことで、血管が収縮し血液の循環が一時的に悪くなり、
ハレや炎症を最小限に抑えることが出来ます。
また、冷やすことで感覚が鈍るので鎮痛効果も得られます。
さらに“アイシング”によって収縮した血管が元に戻る時、
血液循環がよくなり疲労回復にも役立ちます。
このように、“アイシング”はケガの予防や疲労回復に効果を発揮します
②いつ、どのように“アイシング”をするの?
プロ野球のピッチャーが、投げ終わった後に肩や肘に“アイシング”をしていたり、
Jリーガーが試合後にヒザなどに“アイシング”をしている姿を見かけると思います。
“アイシング”は練習や試合をした直後に、激しく動かした部位に行うと効果があります。
一般の方が“アイシング”の用意をして練習に参加するのは難しいと思いますので、
帰宅直後や入浴後に行ってください。
しかし、足首をねんざしたり、ヒザなどを打撲などした場合は、
すぐに“アイシング”をしてください。
その場合、入浴は身体を温めずに、シャワーだけにしておいてください。
【アイシングの時間】
20分間が目安となります。
「冷たい→あたたかい→ピリピリする→何も感じない」
と感覚の変化を起こします。
表面が濡れている氷であれば凍傷は起こしませんが、
保冷剤の使用や長時間のアイシングはしないでください。
【アイスパックの作り方】
ビニール袋1/3から半分くらいに氷を入れ、氷をならします。
中の空気を抜いて袋を回しながら閉めます。
氷が重ならないように平らな面を患部にあてバンテージや包帯で固定してください。
痛みや疲労を感じたら、
まずはアイシングをしてケガの予防や疲労回復に役立ててください

湿布で冷やすことがアイシングじゃないんです!
2008年05月31日(土)
アイシングは応急処置やセルフコンディショニングで使えるんです!
2007年08月28日(火)

アイシングは知っているようで、実際はよくわからない方が多いようです。
ここでは、基本的なことをお話したいと思います。
アイシングは怪我の応急処置やコンディショニングで使用します。
【応急処置では】
患部を冷やすことで熱感やハレの軽減させます。
応急処置は冷やすことだけではなく4つの基本処置があります。
「Rest(安静)」 : 患部を安静に保ちます。
「Ice(冷却)」 : 患部を冷やします。
「Conpression(圧迫)」 : 患部を圧迫しハレを抑えます。
「Elevation(挙上)」 : 患部を心臓より高くします。
【コンディショニングでは】
痛めていなくても、スポーツを行うと激しく動かす部位の筋肉や関節は小さな損傷を起こします。
そこを冷やすことで血管が収縮し、ハレや炎症を抑えることができます。
先日の甲子園でもピッチャーが投げ終わった後、肩やヒジをアイシングしている光景をよくみかけますね。
肩やヒジだけではなく気になる箇所には、練習や試合後すぐに行うのが効果的です。

①氷を重ならないように平たく並べる

②包帯やバンテージで圧迫しながら固定する
【アイシングの間隔】
約20分間がひとつの目安です。
連続で行う場合は
アイシング(20分間)→休憩(40分間)
と1時間に一度にするとわかりやすいでしょう。
※注意!
アイシング用でない保冷剤や表面が白くなっている氷は凍傷を起こす可能性がありますのでやめましょう。
氷には少し水を入れましょう。
【患部の感覚の変化】
「非常に冷たい」→「あたたかい」→「ピリピリする」→「何も感じない」
このくらい冷やすことで効果があります。
慣れていないと難しいとは思いますが、注意事項を守ってトライしてください。
気休め程度の効果では。。。
アイシングは上記のように行ってはじめて効果があります。
来院される患者さんと話をしていても、受傷後にアイシングを行ったかたずねると、、、
・水で5分くらい冷やしました。。。
・コールドスプレーをかけました。。。
など、ちゃんとアイシングをできている人が少ないようです。
アイシングは氷などで20分間冷却することで患部の深部まで冷却することができます。
下記の書籍に詳しく載っています!

詳しくは上記の『すぐにできる!セルフテーピング』
アスレティックトレーナー 吉本完明 監修
1963年生まれ。現在は出身校である青山学院大学にて、フィットネスセンターのディレクターを務める。また、同大学の男子バスケットボール部、日本バスケットボール協会の医科学研究委員、関東大学バスケットボール連盟強化部トレーナー部会委員長、男子U‐24のトレーナーとして、第一線の現場で選手の肉体面のサポートや管理を、日々おこなっている。資格、按摩鍼灸マッサージ師免許。国際救命救急協会インストラクター資格。柔道整復師免許。日本体育協会アスレティックトレーナー資格(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) amazonより

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