熱中症について知っておこう!
2016年07月11日(月)
梅雨らしく雨の日が続いていますが、
体調はいかがでしょうか。
前回は暑さ対策として徐々に体を慣らすことが
重要だとお話しました。
今回は『熱中症』についてお話します。
真夏に起きる印象が強い熱中症ですが、
実は湿度の多い梅雨時から増え始めます。
季節の変わり目となるこの時期は体がまだ暑さに
慣れておらず体温調節能力が十分に働いていません。
雨上がりの天気がいい日は気温と湿度が
高くなりますので十分注意してください。
熱中症は以下のように分けられます。
【熱けいれん】血液の塩分濃度が低下し筋肉にけいれんが出る
【熱 失 神】皮膚血管の拡張でめまいなどが起きる
【熱 疲 労】脱水により頭痛などが出る
【熱 射 病】意識障害が起こる
予防法としては、
15分おきにスポーツドリンクなどミネラルを
含んだものをコップ半分くらいを飲みます。
(市販のスポーツドリンクが甘すぎる場合は
水で半分に薄めても構いません)
当院おススメのスポーツドリンクはこちら!
軽度の熱中症では、涼しい場所で衣類をゆるめ、
水分と塩分を補給すれば回復します。
吐き気があり水分補給ができない場合は
医療機関を受診してください。
熱射病になると命にかかわることもあります。
周りの人は異変を感じたら首や足の付け根など
太い血管のある部分を中心に冷やし
一刻も早く救急車を呼んでください。