野口選手の痛めたところ
2008年08月17日(日)
今回は、野口選手の痛めた脚の部分を紹介します。
左大腿(だいたい)二頭筋の肉離れ及び左半腱(けん)様筋の損傷」(左太もも肉離れ)です。
大腿(だいたい)二頭筋は太ももの裏の外側、半腱(けん)半膜(まく)様筋は内側の筋肉で「ハムストリング」とも呼ばれ、ランニング中のひざの曲げ伸ばしなどに使われます。筋肉の線維の断裂などを起こしやすい部位の一つで、再発が多いところでもあります。脚の付け根付近からつながっているため、お尻付近の脚の付け根に痛みを感じることもあります。
損傷の程度にもよりますが、治療には時間がかかります。野口選手の走りがみることができないのは残念です。。。
右の太ももを後ろからみたイラストです
◆野口 みずき(のぐち・みずき)
1978年7月3日、静岡生まれ。30歳。04年アテネ五輪で高橋尚子に続く日本勢2大会連続となる金メダルを獲得。初マラソンで制した02年名古屋国際を含め、マラソンは6戦5勝。05年ベルリンで世界歴代3位に相当する2時間19分12秒の日本記録をマーク。三重・宇治山田商高からワコール、グローバリーを経て05年12月からシスメックス所属。150センチ、40キロ。