接骨院・整骨院とは?

2012年06月04日(月)


接骨院に来院されたことのない方から、

いったい何をするところ?


どんな時に行ったら良いのか分からない、

と言う事を良く耳にしますが、

其のことについてご説明致します。


柔道整復師とは(接骨院・整骨院・ほねつぎ)
 医療の世界は所謂「医師」を中心とした円の周りを取り巻くように、医療関連団体として存在する職種があります。その中に我々もいます。

柔道整復師とか、接骨院、整骨院、ほねつぎ、と言われている人達のことです。
皆さんが良く目にする看板には「接骨院」や「整骨院」としてお馴染みでしょう。
総て同じ仕事をしているのです。何故か色々な名称で呼ばれています。
そこで、簡単にその理由を分析してみました。

 実は、柔道との関わりが歴史的にも深く、その昔は子供達の成長を願って柔道場を開いていた先生が、柔道での激しい稽古や試合により怪我をする弟子を見るに見かねて「応急手当」として長い間行ってきた無血的な行為(例えば骨折や脱臼を手術しないで治す=整復すること)が数百年の時を経て、醸成されて日本の伝統的な医療技術として残ったのです。
これを「柔道整復師」と言います。

 今では「柔道整復術」と呼ばれ、例えば「骨折」「脱臼」の応急処置として理論的に治す方法として定着しております。
 また、骨のヒビや関節の捻挫や打撲、スポーツ損傷等まで幅広く扱います。
このような歴史を踏まえて、現在の法的名称としては、「柔道整復師」と言われていますが、皆さんの間では昔から「骨を接ぐ」なら「骨接ぎの先生」すなわち「ほねつぎ」或いは「接骨(師)」「骨を治す」から「整復(師)」と言う方程式が成り立ってます。



怪我をされて来院するまでの応急手当について

【骨 折】
 骨折の目安について
    患部を動かしたり、触ったりすると激しく痛む。
    内出血による腫れや皮膚の色の変化。
    形の変化など。
 応急手当
    ①患部の安静
    ②添え木を当てて固定する
   (添え木は身近にある雑誌・ダンボール・新聞等)

【脱 臼】
 脱臼の目安について
    患部を動かしたり、触ったりすると激しく痛む。
    関節の変形。
    患部の撥発現象など。
 応急手当
    ①無理に整復しないこと
    ②包帯・三角巾・ネクタイ等を利用して固定する

【捻 挫】
 捻挫の目安について
    骨折・脱臼以外の状態を言う
 応急手当
    ①患部を冷やし、包帯などで固定する
    ②患部は無理に動かさないようにする
    ③患部を心臓より高く上げ安静にする

【挫 傷】
 挫傷の目安について
    運動中等に急に筋肉が疼痛を訴える
    運動痛を訴える
    筋肉の組織である血管や筋繊維が切れて起こる症状
 応急手当
    ①患部を冷やす
    ②手足の場合は患部を固定する


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