加圧トレーニングのメカニズム

2016年11月18日(金)

加圧トレーニングは、軽い運動で大きな効果が得られます。

そのメカニズムはどうなっているのでしょうか? 

東京大学石井直方教授らの研究などから、効果的なトレーニングをするために、加圧トレーニングのメカニズムをご紹介します。

加圧によって、筋肉に乳酸が蓄積

加圧トレーニングを行うと、疲労物質である乳酸が溜まってきます。しかし、腕や脚の血流を加圧ベルトで適度に阻害しているため、乳酸は出るところを失い、筋肉の中にどんどん蓄積されていきます。

成長ホルモンが多量に分泌

溜まった乳酸は、筋肉にある、刺激を受け取る細胞である受容体を刺激します。脳は、刺激を受けて損傷した受容体を再生するために成長ホルモンを多量に血中に分泌します。そのときの成長ホルモンの血中濃度は、なんと通常のトレーニングの約10倍、安静時の290倍にもなります!

ダイエット・アンチエイジングに大きな効果

血液にのって全身に多量の成長ホルモンが運ばれると、脂肪細胞に作用して、脂肪を分解したり、体の老化を遅くしたりします。また、成長ホルモンには、美肌効果や骨粗鬆症の働きもあると言われています。

 

加圧トレーニング後の成長ホルモンと乳酸の分泌量の変化

加圧をして15分後に成長ホルモンが多量に分泌され、加圧をかけない場合は、成長ホルモンの分泌は多くない。

 

加圧をかけた場合、トレーニングをしてすぐに筋肉中の乳酸の料が増加する。

(出展:「加圧トレーニングの全魅力」)

 

上記のように加圧トレーニングをすることで大量の成長ホルモンが、分泌されることがわかると思います。

単にダイエットにいいというのではなく、加圧トレーニングをすることで健康を維持増進させることができます。

運動が苦手な方やあまりトレーニングをしたことがない方でも、軽い負荷でトレーニング効果がありますし、マンツーマンでトレーニング指導を致しますので初心者でも安心して行えます。気軽にご利用下さい。

 



  |  

「KAATSU TRAINING」のロゴマークは、KAATSU JAPAN 株式会社の登録商標です。 本文中の加圧トレーニングの表示及び「加圧トレーニング」はKAATSU JAPAN 株式会社の登録商標です。