アイシングでケガを最小限に抑える!

2011年06月03日(金)

週末は、雨になりそうですね
今週末は、総体やいろんなスポーツの試合が満載のようです。
僕もスポーツ少年団の試合があるようなので観に行こうかと思っています


さて、スポーツにはケガが付きものですが最小限に抑えたいですよね

では、ケガを予防するセルフコンディショニングの一つとして、“アイシング”をご紹介します

“アイシング”という言葉は一般的になってきましたが、正しく知っていますか?
来院される患者様にも尋ねると
「水で冷やしました」
「湿布をしました」
など様々ですが、それでは本当の“アイシング”の効果は得られません

①“アイシング”をするとどんな効果があるの?

スポーツをすると、激しく動かした筋肉や関節が小さな損傷を起こします。その損傷部を冷やすことで、血管が収縮し血液の循環が一時的に悪くなり、ハレや炎症を最小限に抑えることが出来ます。また、冷やすことで感覚が鈍るので鎮痛効果も得られます。さらに“アイシング”によって収縮した血管が元に戻る時、血液循環がよくなり疲労回復にも役立ちます。

このように、“アイシング”はケガの予防や疲労回復に効果を発揮します

 

②いつ、どのように“アイシング”をするの?

プロ野球のピッチャーが、投げ終わった後に肩や肘に“アイシング”をしていたり、Jリーガーが試合後にヒザなどに“アイシング”をしている姿を見かけると思います。

“アイシング”は練習や試合をした直後に、激しく動かした部位に行うと効果があります。

一般の方が“アイシング”の用意をして練習に参加するのは難しいと思いますので、帰宅直後や入浴後に行ってください。

しかし、足首をねんざしたり、ヒザなどを打撲などした場合は、すぐに“アイシング”をしてください。
その場合、入浴は身体を温めずに、シャワーだけにしておいてください。


【アイシングの時間】
20分間が目安となります。
 
「冷たい→あたたかい→ピリピリする→何も感じない」
 
と感覚の変化を起こします。
表面が濡れている氷であれば凍傷は起こしませんが、保冷剤の使用や長時間のアイシングはしないでください。

 

【アイスパックの作り方】
ビニール袋1/3から半分くらいに氷を入れ、氷をならします。
中の空気を抜いて袋を回しながら閉めます。
氷が重ならないように平らな面を患部にあてバンテージや包帯で固定してください。


痛みや疲労を感じたら、まずはアイシングをしてケガの予防や疲労回復に役立ててください
 
 
 

その他の『アイシングについて』のブログです。


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