正しいアイシングの方法について

2012年05月31日(木)

5月は気持ちのいい日が多くスポーツ日和ですね。

スポーツで汗をかくと気持ちいいです。


さて、スポーツには怪我が付き物ですが、

ちょっと面倒でもセルフコンディショニングを

行うことで怪我を最小限に抑えることができます。


こちらの動画も参考にしてください。

ちなみにこの動画と私は関係ありません(笑)

こちらは『アイシングについて』の過去のブログです!




今回は『アイシング』についてご説明いたします。

何度かブログでもご紹介いたしましたし、

ネットで検索すれば多く出てきますが、

大切なことなので何度でも繰り返したいと思います。


アイシングには、2つの目的があります。

1つ目は、怪我をした直後の応急処置として使用する場合。

2つ目は、日常的な運動後に使用する場合です。


1つ目に関しては、治療の範疇に入る場合がありますので、
ここでは2つ目の日常的な運動後に使用する場合をご説明いたします。

運動の程度にもよりますが、運動をすることで

組織の微細な損傷が起きます。


特に
スポーツ種目の特性※1や以前に

痛めたところなどに微細な損傷※2が起きます。


※1野球の投球による肩痛やサッカーなどのヒザや足首痛など

※2ここでの損傷は微細な組織レベルで怪我をして痛みが出ていることではありません。


①正常な細胞
微細な損傷により細胞が破壊(一次的損傷)されると、
その損傷を免れた近くの細胞にも悪影響(二次的損傷)を受けます。


②組織が微細な損傷を受ける(一時的損傷)


③損傷を免れた細胞も悪影響を受ける(二次的損傷)

一次的損傷による炎症反応を抑えるのにアイシングをすると、
患部の冷却、局所の腫れの抑制、痛みを和らげる、
筋肉の緊張を和らげるリラクゼーション効果などがあります。

二次的損傷に対しても、アイシングによって血流と
組織レベルでの代謝の低下により、損傷を免れた
近くの細胞の悪影響を最小限に抑えることができる
(低酸素症を抑制)。


【アイシングのタイミング】
 運動後、できるだけ早く行ってください。
しかし、実際はミーティングや片づけなどで
できない場合が多いと思います。

一般の方であれば、帰宅直後に行うか
入浴直後にアイシングを行ってください。

【アイシングの時間】
 15分~20分ほど行ってください。
最初はピリピリと痛く感じますが、
2~3分ほどで感覚がなくなり麻痺してきます。

【アイシングの注意点】
 アイシングをすることで局所の神経や
筋の活動は低下していますので、
アイシング直後のダッシュや素早い動きは
行わないでください。
静的なストレッチをゆっくりと行うので
あれば構いません。

※他の疾患で治療をされている方は、
かかり付けの先生に問い合わせの上行ってください。


ちょっと難しい話になりましたが、
こまめなアイシングによって怪我の予防が
できますのでぜひお試しください。

こちらは『アイシングについて』の過去のブログです!


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