野球選手の肘の痛み #野球肘
2018年06月15日(金)
野球選手の肘の痛みには大きく分けて、内側型と外側型、そして後方型があります。
肘の内側の痛み
内側型は、内側側副靭帯炎や上腕骨内側上顆炎などがあり、これらは腕をスイングする際に遠心力で引き伸ばされる力が働き炎症が起ります。
肘の外側の痛み
外側型では、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎、離断性骨軟骨炎などがあり、上腕骨小頭と橈骨頭がぶつかり合い炎症が起こります。
この外側型では、小中学生の成長期に起こると成長障害になる恐れがありますので、投球中止などのドクターストップになることがあります。
半年や1年間の長い期間投球制限になってしまうこともありますので、十分注意してください。
肘の後ろの痛み
後方型は、肘頭骨端炎と言われ、肘を伸ばした際に関節同士がコツコツとぶつかり合い、これを繰り返すことで炎症が起こります。