レクバレーと言えども重度のケガをすることが多いんです!
意外とケガの多いレクバレー
レクバレーは、通常のバレーボールで使う硬いボールではなく、柔らかいボールを使うのでバレーボールを経験していなくても簡単に扱うことができます。
地元の新居浜市でも多くのチームがあり、たくさんの方が楽しんでいます。
PTAなどの親睦を深めるためのレクレーションでもよく行われ、私もときどき参加して楽しんでいます。
硬いボールを扱うよりも簡単に参加でき、どなたでも楽しめるスポーツでが、意外とケガが多いんです。
その理由を患者様に聞いてみると
ウォーミングアップをあまりやらない。。。
最初に基本練習をしないでいきなりゲームをすることが多い。。。
なので、ケガをする方が多く、アキレス腱断裂などの大けがをする人もいるんだそうです(´;ω;`)
レクバレーに限らずアップ不足なんです
他のスポーツにおいてもウォーミングアップをあまりしないでプレーをする方はたくさんいらっしゃいます。
理由は、集合時間に遅れてきたり、ウォーミングアップで疲れてしまうなどなど(;^ω^)
確かに、それは仕方ないと思いますが、ケガのリスクがありますので、徐々に動き始めるようにしてください。
基礎体力が低下しているために、ウォーミングアップで動くだけでも疲れてしまう方もいます。
そういう方は、別の日にランニングとかスクワットや腕立て伏せなどをした方がいいんですが、それもなかなか厳しいですよね~(;^_^A
なので、少なくともそのウォーミングアップがトレーニングだと思って多少疲れても頑張ってみてはいかがでしょうか?
過去のブログに簡単なウォーミングアップの方法を投稿していますので、参考までにご覧ください
冬場の寒い時期におこるふくらはぎの肉離れについて~テニスレッグ~
レクバレーでふくらはぎの肉離れをされた方の症例報告
レクバレーをしていて踏ん張った時に、ふくらはぎを痛めた50歳代の女性が来院されました。
痛めた翌日に来られ、ふくらはぎの痛みで足をついて歩くのがやっとの状態でした。
できるだけ早く回復してレクバレーを再開したいということでしたので、特別治療器のエレサスを使い治療を致しました。
松葉杖は大袈裟に見えるかもしれませんが。。。
治療後の痛みは軽減しましたが、足をついて歩くにはまだ痛みが強いようでしたので、帰りには松葉杖を使ってもらうことにしました。
松葉杖を使う利点としては、痛めたところを使わずに歩くことができるので、患部が早く回復するんです!
ちょっと大袈裟に感じるかもしれませんが、そうすることで早期に普通に歩けるようになるので我慢して使ってもらっています。
今回も松葉杖を使ったのは3~4日程度で、その後は使わなくても歩けるようになりました。
内出血は痛めたところに出るとは限りません
最初は確認できなかった内出血も2~3日で足首周りに確認でき、筋肉の断裂があったことが確認できました。
肉離れが起きたのは、ふくらはぎの内側の筋肉なんですが、時間とともに重力で下がってくるんです。
なので、内出血をして紫色になっていても全く痛みはありません。
1週間たって少し痛みがあるものの普通に歩けるようになりました。
回復の程度は、個人差や立ち仕事、デスクワークなどの内容で様々ですが、比較的早く回復し喜ばれています。
脚が攣ったかな?
運動やスポーツをしているとふくらはぎや太ももが攣ってしまうことがあると思います。
脚が攣っただけでも軽い肉離れをしていることが多いんです。
なので、攣ったところを揉んだり、マッサージをしたり、おふろで温めたり、すると逆に悪化することがあります。
ふくらはぎやももが張っていたり。。。重く感じたり。。。
するのであればマッサージや温めるのはOKです。
しかし、脚が攣ると多少筋肉の炎症が起こっているので、アイシングやストレッチにとどめておく方が無難な対応だと思います。
脚が攣っただけなのに、翌日以降も痛みがあるようでしたらお早めにご相談ください(^▽^)/
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